スカシシリアゲモドキ
シリアゲムシ目 シリアゲムシ科 約13mm
クマザサにとまるオス(翅は水平に畳む)
オスの腹端のペンチは急に反転している。
オスと同じ配色のメス。
翅の先端が黒いタイプのメス。
スカシシリアゲモドキはシリアゲムシに近縁で、初夏から夏にかけて中部地方では標高1300m以上の山地から高山帯のお花畑まで見られます。 オスの腹端にはペンチが付いていますが、シリアゲムシのように大きく上方へ湾曲したものではなく、唐突にお団子が上向きに付いたようなイメージです。 オスは基本的に斑紋のない翅を持ち、メスは@翅に斑紋のないタイプA翅の先端に紋を持つタイプB翅全体(もしくは体全体)に斑紋のあるタイプの3型あるそうです。 -------------------- 2014.06.20 写真追加 ----------------------- メスのB型の写真を追加しました。 -------------------- 2015.07.05 写真追加 ----------------------- Bのタイプには(知らずに見るとまったく別の種類に見えるくらい)様々なタイプの配色パターンのものが現れるようです。 ※網紋型のA〜Cはishida式の便宜的な命名です。 |
ishida式で「網紋型A」と名付けたタイプ。
「網紋型B」と名付けたタイプは、まるでプライアシリアゲのよう。
「網紋型B」と名付けたタイプだと、色合いの違いで顔付きまで別種のように見える。
「網紋型C」と名付けたタイプは、なんだか途中で塗るのを止めたように見えます。