マルバネシリアゲ 

シリアゲムシ目 シリアゲムシ科  約15mm

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全体に黒味が強い体色のオス。

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こちらは赤みが強い体色で、翅の斑紋も内側に分岐していないオス。

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プレゼントを準備してメスを待つ、体色の赤みが強くて胸部側面の色も薄いオス。

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こちらは体色の赤みが強くて胸部側面の色が黒いオス。

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明るい黄褐色の体色が鮮やかに見えるメス。翅の細かい斑紋も多い。

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茶臼山では夏に普通に見られるシリアゲムシの仲間ですが、体色の変異は大きいし、翅の斑紋も変異があって、同定にはあまり自信がないです。
基本は黄褐色の明るい翅色で、先端の紋は明瞭で、中央が凹状になっている、縁紋は中央付近で翅端部内側に向かって分岐しているのが基本形で、それに細かな斑紋が加わるもの、分岐が不明瞭だったり分岐を欠くものがあったりするのがとても紛らわしいんです。

体色も濃い黒褐色から赤褐色のもの、胸部側面が黒褐色だったり黄褐色だったりと、かなり変異に幅があるようです。

はっきり言って変異が多くてはっきり本種だと言えないものまで混じっている気がしますが…。