クロセンブリ 

脈翅目(アミメカゲロウ目) センブリ科  約15mm

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明らかに顔付きが違うのは種の違い?それとも性差?

センブリ科の昆虫は日本国内に4種ほどが生息しているとのことですが、なかなか同定が難しくて便宜的に「クロセンブリ」としました。
同じ脈翅目に分類される「ヘビトンボ」に似た姿で寸詰まりの印象ですが、脈翅目から独立した目に分離する考え方もあるようです。

本種は山地の渓流の近くなどで見られ、幼虫は流水中の泥の下などで他の水生昆虫を捕食するそうです。

何となく弱々しくてあまり活動的に見えませんが、実は見た目よりも活発に活動するようです。

それにしても「真っ黒け」で、写真に撮りにくい被写体ですね…
ストックの写真を見ていくと、明らかに顔付きが違うもの、翅色の濃淡などがあり、「クロセンブリ」と「ネグロセンブリ」の違いなのか、雌雄の違いなのかは判別できていません。

また、沖縄本島に分布するという記載を確認できませんでしたが、沖縄遠征では1回だけ出会っています。
かなり小型に感じたので本州とは別種と思われますが、あまりに小さいので「ああ、トビケラかな?」と思ってしっかり撮影しませんでした…(^^;

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沖縄で見たセンブリ。外見では区別不能ですが、翅端まで10mmくらいしかなかった。