コチャバネヒメカゲロウ (?)
脈翅目(アミメカゲロウ目) ヒメカゲロウ科 約8mm
9月に自宅の室内で見付けたもの。
翅には特徴的な斑紋がなくて同定が難しい。
幅広の翅を山形に畳むため、とても薄っぺらに見える。
ヒメカゲロウの仲間は「ヒメ」の名が付くとおり、小型のアミメカゲロウの仲間です。 写真は、自宅の室内に入り込んできたものですが、小型のヒメカゲロウ類の中でも本種は特に小さく感じます。 これらの仲間はクサカゲロウと近縁なので、幼虫もクサカゲロウ同様に植物上を歩き回ってアブラムシなどを捕食します
多くはやや幅広の翅を屋根型に(というより2枚貝のように?)畳んでとまります。
なかなかこれといった特徴がなくて、更にはヒメカゲロウの仲間は資料が少なく、そもそも図鑑などでも取り上げられることが少ないマイナーな分類群ですね。
ちょっと同定にも自信がありません…。
寸詰まりな体形でゴミを背負っているものの多いクサカゲロウの幼虫に対し、ヒメカゲロウの仲間の幼虫は細長い体形をしています。