ユアサクロベニボタル
甲虫目 ベニボタル科 体長8mm前後
夏に山地で見られるベニボタルの仲間ですが、このあたりの種類になると類似種が多く、色合いも変異があるため同定は非常に困難です。図鑑の検索表や写真の中では「ユアサクロベニボタル」が最も近いようでした。
写真は奥三河の段戸山で見たものです。前胸部の区画は非常にはっきりしており、複眼が大きくてオスの触角は強い櫛状となっています。(メスの触角は強い鱗片状の鋸歯が張り出しています。)前翅の肩の部分が赤いのも特徴ですが、これは個体差が大きそうです。