初夏の頃から見られる、真っ黒な身体に黄色の紋が四つあるのが特徴で、たいへん鮮やかで美しい色合いのハムシです。
通常、黒と黄色という鮮やかな組み合わせは、警戒色として天敵を寄せ付けにくくするものと考えられます。 ただ、このハムシのこの色合いは実際に天敵に対して警戒色として役立っているのかは疑問を感じます。 というのは、このハムシを意外に普段は目にすることが少ないのも、警戒色以前に目立ってしまう弊害があるためではないでしょうか。 (同じツツハムシの仲間でも、テントウムシに擬態しているといわれる「クロボシツツハムシ」のほうはかなり普通に見られます。) |