ヤマトデオキノコムシ

甲虫目 デオキノコムシ科  約7mm

ヤマトデオキノコムシ

ヤマトデオキノコムシ

ヤマトデオキノコムシ

デオキノコムシ科の代表種のようですが、なかなか出会う状況がないせいか、私の中ではこの科自体が馴染みの無いものです。
「デオ」キノコムシとは、前翅の後ろに腹部が3節はみ出していることから「出尾」と名付けられているそうで、いわゆる「キノコムシ科」の昆虫よりは「シデムシ」とか「ハネカクシ」に類縁的に近いようです。

ヤマトデオキノコムシは春から夏にかけて、その名の通りキノコによく見られるとのことですが、これまでは草の葉上などにとまっている姿しか見たことがありません。
どのようなキノコが好きなのかはよく判りませんが、アカバデオキノコムシやナガニジゴミムシダマシなどが多く見られた時も、同じ場所では見られず、なぜか周辺の草叢では見かけました。

外見的には、黒くて艶があり、背中の斑紋や大きな目と長い足など特徴的な姿をしていて何となく可愛らしい印象です。