ヤハズカミキリ
甲虫目 カミキリムシ科 約30mm
サイズ的には「中型」の部類で、このサイズのものの中ではやや細長い印象のカミキリムシです。身体も細身ですが、触角も非常に長くてさらに細長さを強調しています。
「ヤハズ」とは弓矢の後端の弓の弦を掛ける部分(V型に切り込みが入っている)のことで、V型の模様のあるものやV型の形状をしたものに「ヤハズ**」という名前が付けられます。このカミキリムシの場合は見ての通り、前翅の後端会合部が「矢筈型」をしているのが命名の由来です。