ツマグロハナカミキリ

甲虫目　カミキリムシ科 　約２０mm

初夏の頃から見られるハナカミキリの普通種です。 体形はヤツボシハナカミキリやヨツスジハナカミキリとよく似ているだけでなく､生息場所も似通っています。 このカミキリも黒化する傾向があり、全身がほとんど黒に近いものまであるそうです。 写真の個体も前胸部や肢はやや黒くなる傾向を示しています。 ----------------------　2011.05　訂正　---------------------- フタスジハナカミキリとしていましたが、黒化傾向の強い「ツマグロハナカミキリ｣のようです。 一般的な「ツマグロ」の場合は翅端の黒い部分の前側が明るい黄褐色、その前側は茶褐色ですが、上の個体は更に黒い部分があるため勘違いしました。 その後見た下の写真の個体では一般的な配色でした。

コナラの粗朶の上で産卵場所を探すメス。