トゲヒゲトラカミキリ
(種名訂正しました)

甲虫目 カミキリムシ科  約14mm

トゲヒゲトラカミキリ

トゲヒゲトラカミキリ

トゲヒゲトラカミキリ

平地から山地まで、広い範囲で見られます。
我が家周辺でも普通に見られ、特に初夏には花などに集まります。

どちらかというとせわしなく動き回っているだけでなく、よく飛ぶために撮影しにくい部類です。

トラカミキリの仲間は、前胸部がひょうたん型にくびれた体形をしていて互いに近い模様のものがいるため、見分けにくいものが多くいます。
エグリトラカミキリの場合は、鞘翅の後端外側が尖っているのが見分けのポイントのようです。

-------------------- 2014.06 種名訂正しました ----------------------

一番最初に誤同定した状態から、ずっと疑問を感じずにきていましたが、クロトラカミキリなどと比較しているうちに勘違いに気づきました。
前胸部の一対の黒紋や、前翅の肩部分の形などから、実は「トゲヒゲトラカミキリ」らしいことに気が付きました(^^;

その名前の通り、触角の3〜4節の端部がトゲ状になっていることと、前翅の端部が切断状になっていて、その外側が突起状になっています。(この特徴が「エグリトラカミキリ」と似ているため勘違いしていました。

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触角のトゲと前翅後端の特徴