タテジマカネコメツキ

甲虫目 コメツキムシ科 体長約8mm

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前胸部には細かな毛が密生し、鈍い金属光沢がある。

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こうして見ると、腹部は真っ黒なのが判ります。

----------------------- 2024.1.21 画像と記載を追加 -----------------------

初夏から秋にかけて野山を歩いていると、植物の葉上にコメツキムシが静止しているのによく出会います。
ただ茶色や黒といった色気のないものが多いコメツキムシが多いのに対し、本種は少数派の「色気のあるコメツキムシ」であり、前胸部は細かな毛が密生して鈍い金属光沢があって、前翅は明るい茶褐色に黒い縁取りがあるのが特徴的です。
小型のコメツキムシの場合は見分けが難しく、本種のように体形や模様に特徴があるものは目に付きやすく、同定してやろうという気にさせてくれてけっこううれしいですね。

初めて見たのは静岡・愛知県境の湖西連峰でしたが、本種の個体数はあまり多くないのか、その後も数えるほどしか出会えていません。

前翅の色分けには個体差があるとのことですが、そもそも遭遇の機会が少なすぎて今のところ未確認です。