シロジュウシホシテントウ 

甲虫目 テントウムシ科  約6mm

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明るい体色の固体。羽化時に後翅が上手く畳めないままになってしまったようです。

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やや暗色の地色の個体。

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シワクシケアリと大きさの対比。

ムーアシロホシテントウ」や「シロホシテントウ」によく似た配色のテントウムシで、上記のテントウムシ同様に「菌食性」です。
菌といってもキノコではなく、いわゆる「うどん粉病」といわれるような植物の葉上に生えるカビなどのことです。

「ナミテントウ」などよりも一回り小型で、黄褐色の地色に、前胸部に2対、前翅に7対の白紋があるのが特徴ですが、地色は明るいものから暗いものまで、個体差は大きいようです。

平地などでも見かける「ムーアシロホシテントウ」に比べて、どちらかというと山地性のようで、個体数も少なく、出会う機会は多くはありません。

写真は愛知・長野県境の茶臼山で出会ったものです。