セボシジョウカイ

甲虫目 ジョウカイボン科  約13mm

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体色の変異はほぼないが、個体によっては額にも黒い星があるものもいる。

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地面に落下して擬死(死んだふり)状態です。

ジョウカイボン科の代表種である「ジョウカイボン」に比べてやや小型で色が薄く、更に繊細な感じです。
全体に明るい黄色っぽい体色に前胸背板には中央に目立つ黒点があるのが命名の由来です。

我が家の周辺では最もよく見かけるジョウカイボン科の昆虫でしょうね。

他のジョウカイボン科の小型種と同様、危険を感じると地面に落ちて「偽死」(死んだふり)をする傾向が強いです。
大型種ではほとんどそのようなことはないので、偽死するジョウカイボンとしてはもっとも大型種かも知れません(^^;
※ちなみに昆虫学会の重鎮Iさんに伺った話によると、昆虫の「偽死」とは昆虫側には「騙してやろう」という意識(?)はなく、危険を感じた際に分泌されるホルモンによって動作が硬直してしまうことで自動的に誘発される現象だとのことです。
もちろん、そういった行動によって捕食の危険から脱して生き残る確率が高まることで受け継がれる習性なのは間違いなさそうです。