オオシママドボタル 

甲虫目 ホタル科  体長15mm前後

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けっこう強い光で目立ちました。

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こちらは幼虫ですが、40o以上あった。

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腹部末端にはイモムシのような吸盤がある。

八重山諸島に生息する大型の陸棲ホタルです。
2019年秋の石垣島遠征の際、石垣島や西表島で見付けました。

このホタルは本土のマドボタル同様に陸棲のホタルで、成虫だけでなく、幼虫や卵、サナギの段階でも発光するとのことです。

2019年の石垣島遠征は、初の石垣島ということで現地の状況がよくわかっていなかったことと、情報収集中に紹介されていたネイチャーガイド「Sea beans」さんのブログが凄く良くて気に入ってしまったため、ishida式初のガイドツアーの申し込みをしていました。
その際には、強い光のおかげでメスを求めて飛行中のオスは森の中でわりと頻繁に見つけることができました。
しかし、本種のメスは大型なうえに産卵に特化して飛行すること自体を放棄して「イモムシ」のような姿をしており、隠れていることが多いためか見付けることはできませんでした。

幼虫は大型で強い光を放ちながら活発に動き回るため、その後のishida式一人ナイトツアーでは、足元で動き回る幼虫を見付けることができました。(日帰りの西表島トレッキングでも、日中に活動する幼虫を見ました)

これも、次回の遠征時にはメスも見つけたいですね。