オオヒメハナカミキリ
甲虫目 カミキリムシ科 約13mm
ハナカミキリの中の一群である「ヒメハナカミキリ類」は、よく似た種が多くて見分けが難しいようです。茶臼山で見られたこれらの個体は、体長や斑紋などから「オオヒメハナカミキリ」としましたがちょっと自信ありません。ヒメハナカミキリのなかでは大型で、小さいことを表わす「ヒメ」とは矛盾する名前が重なって付けられている典型的な例の一つです。
2010年は春の気温上昇が遅れたため6月中旬でも時期的にはまだウツギやガマズミなどが咲き始める前で、ハナカミキリ類が活発に活動する時期ではなかったかもしれませんが、それでも数種類のハナカミキリ類を見ることが出来ました。