オキナワマドボタル 

甲虫目 ホタル科  体長12mm前後

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最初は「オバボタル」だなって思いました。

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よく見ると、頭部のすぐ後の前胸背に透明な「窓」がある。

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2017年春の沖縄遠征の際、今帰仁村や北部のやんばるの森で見付けました。

このホタルは本土のマドボタル同様に陸棲のホタルで、幼虫や卵は発光しますが成虫は発光しません。
また、写真は全てオスですが、メスは翅もなくてまるで幼虫のような姿をしています。

最初に見たときは「ああ、オバボタルだな」なんて思ってしまい、写真に撮ってみて初めて前胸部の前側に「窓」があるのに気付きました。
行動もまるでオバボタルのようで、オスは葉の上などで鋸歯の大きい触角を立て、メスの発するフェロモンを感知しているようです。

これも、次回の遠征時にはメスも見つけたいですね。