ニワハンミョウ 

甲虫目 ハンミョウ科    15mm前後

ニワハンミョウ ニワハンミョウ

ニワハンミョウ ニワハンミョウ

代表種の「ハンミョウ」は国産の昆虫類のなかでも特に美しい種類の一つです。
ニワハンミョウはどちらかというと一回り小さくて地味な色合ですが、色の変異は大きいようです。
赤銅色から緑色までの様々な輝きを持っています。また、斑紋の形もいろいろありますね。
翅の下の腹部は全て青緑色に光り、飛ぶ姿は青い星のようです。

ただ、甲虫類全般にそうなのですが、フラッシュを使用して撮影すると「正反射」となってしまい、本来の輝きが出にくくなります。
逆に、太陽光下ではコントラストがきつくなってしまい、なかなかカメラマン泣かせな虫たちです。

広い開けた場所に出て、アリなどを捕まえて食べます。
下の写真はクロヤマアリを捕らえたところです。

ニワハンミョウ(捕食)

ニワハンミョウ(交尾)

成虫で越冬したものは春に現れ、交尾します。
オスがメスに飛びついて交尾した瞬間です。上がオス、下(体が少し大きい)がメス。
ハンミョウの仲間の交尾は、オスがメスの胸部(前胸と中胸の境目)を大顎でくわえて体を固定します。

ただ、5〜6月に成虫を見るだけでなく、周囲にハンミョウの幼虫の巣穴があるのはどういうわけでしょうか?

-----------------------2007.07 追記------------------------

上の疑問については、「ハンミョウ」と同じように幼虫は足掛け2年かけて成熟するため、前年に生まれた幼虫と越冬した成虫(それとも蛹で越冬?)が同時期に見られるようです。

また、体色変異の中では珍しいと思われる「黒色型」も発見しました。
他のタイプは「上面の色だけ」異なり、腹部や体の下面、肢などは基本的に同じような色をしています。
「黒色型」は全身がほとんど真っ黒で、メタリックな輝きはほとんど見られません。

ニワハンミョウ(黒色個体)