ナナホシテントウ

甲虫目 テントウムシ科  約7mm

ナナホシテントウ

ナナホシテントウ 

ナナホシテントウ ナナホシテントウ

平地では最も普通に見られ、「テントウムシ」といえばこのテントウムシを思い浮かべるくらい一般的なイメージです。

黒い頭部と前胸部にそれぞれ一対の白い星があり、赤い前翅には七つの黒い星があるのが特徴です。

写真のように、羽化直後は翅の色は黄色で、徐々に模様が浮き出してきます。
キイロテントウを見たときは「ナナホシテントウの羽化直後かな?」と思いました。

成虫も幼虫もアブラムシを専門に食べるため、人間からは「益虫」と考えられていますが、鳥などの捕食者からは「嫌な味がする虫」ということで嫌われているようです。
それを利用して、テントウムシに似せた擬態も(昆虫に限らず)多くあります。