ムネアカテングベニボタル 

甲虫目 ベニボタル科  体長8mm前後

muneakatengubenibotaru_1300.jpg - 87,496Bytes
腹部や脚、頭部だけでなく触角の第三節まで真っ赤。

muneakatengubenibotaru_1311.jpg - 74,868Bytes
「テング」の名前は付くものの、触角間の隙間は少なく、突出もしていません。

muneakatengubenibotaru_1308.jpg - 69,963Bytes muneakatengubenibotaru_1316.jpg - 74,046Bytes

初夏に山地で見られるベニボタルの仲間ですが、色合いは特徴的にもかかわらず同定できていませんでした。

全身が蛍光を帯びたような赤で、足や触角の一部まで赤いのが特徴的にもかかわらず、「原色日本甲虫図鑑」などではこの色の特徴には一切触れていません。
それに、名前には「テング」と付くのに「頭部は複眼間で突出しない」という裏腹な特徴なんで…。

一度覚えてしまうと、この特徴的な色合いだけでもすぐに判りますね。