夏の山地で見られる昆虫ですが、クシヒゲムシ科という分類群自体を初めて知りました。 この科の昆虫自体が、国内では5種類しかいないとのこと。 見た目はベニボタルの仲間か、コメツキムシの仲間のように見えます。
写真は名前のとおりの櫛状の触角を持っているので、どちらもオスです。 初めは「種類が違うのかな?」と思いましたが、体色は名前どおりに前胸部が赤くて前翅が黒いものと、体全体が赤褐色のものと二タイプあるということが判りました。 8月の段戸裏谷で1日に両方のタイプを見つけました。 どちらも頭を下にして枝に止まっていましたが、これが彼らの休憩姿勢のようです。 |