ミヤマハンミョウ

甲虫目 ハンミョウ科  15mm前後

miyamahannmyou_6610.jpg - 81,840Bytes

miyamahannmyou_16434.jpg - 66,050Bytes

miyamahannmyou_16433.jpg - 68,405Bytes

ミヤマハンミョウはその名の通り山地性のハンミョウです。
東海地方では標高1500m程度より上、上限はこれまで確認した中では富士山の富士宮口新七合目(2780m)、立山でも室堂周辺(2450m程度)で確認しています。

体色は緑〜赤銅がかった暗色であまり目立たず、体色の幅もあまり個体差は無いようです。
前翅の末端がしゃくれているのと、上唇が非常に大きい(前後に長い)のが特徴的で、タラコ唇のハンミョウといえます。

他のハンミョウ同様に、開けた砂礫や土の露出した場所で活動していますが、生活史などは良く判りません。

このハンミョウも「登山」の際に見かけるものなので、一眼レフで撮影した画像があまりありません。

-----------------------2010.08 写真追加-----------------------

富士山の御殿場口から双子山を巡った際に、黒化した個体にも遭遇しました。
紋がコーヒー色のものとそうでないもの、紋の発達具合にもかなりの幅があるようでした。

miyamahanmyou_1269.jpg - 96,339Bytes