マダラカミキリモドキ 

甲虫目 カミキリモドキ科  体長15mm前後

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体長はずいぶん大きく見えましたが…。

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車に着いていた個体。

これこそ「ハナカミキリそっくり」といえそうな、やや大型のカミキリモドキの仲間です。
と言っても、明るい配色やメタリックカラーで「毒々しさ」を誇示する他種に比べるとなんとも地味な配色であまり目立ちません。

上翅の翅脈が浮き出して、一種独特の雰囲気があります。
写真はどちらもメスのようで、オスは「モモブトカミキリモドキ」などのように腿節が肥大しているとのことです。(自分はまだ未確認です。)
体のサイズは大きいもので全長17mmほどあったと思うのですが、図鑑では〜13mmとあり、ちょっと腑に落ちない感じがしています。(トップの「体長15mm前後」の記載は妥協の産物ということで)

個体数自体もそれほど多くないのか、たまたま発生時期に遭わないのか判りませんが、2013年に初めて出会いました。

-------------------------- 2018.06 オスの写真を追加 -----------------------------

初めて見る本種のオスは、やっぱりメスよりも一回り小さくて12〜13mm程度でした。
後脚の腿節は肥大していて、メスとは明瞭に異なります。
それにしても、カミキリモドキの仲間のうちでも限られた種だけがこのような特徴を持っているのはどういう利点があってのことなんでしょうか(^^;

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