クロマドボタル 

甲虫目 ホタル科  体長10mm前後

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マドボタルの仲間は、前胸背板に窓のような透明部分があるのが特徴です。
クロマドボタルはオスは写真のように「真っ黒いホタル」ですが、メスは翅が退化していて幼虫のように見えるとのことです。(まだ見たことがありません)
前胸背板のこの窓が、実際に視界を確保するための文字通りの「窓」なのかどうかはよく判りませんが、けっこう役に立っていたりするかも。

幼虫やオスはよく光るとのことで、HPなどで検索すると、場所によっては幼虫の発光を見る観察会なども開かれているくらいポピュラーなもののようです。
ただ、ゲンジボタルやヘイケボタルのように発光による雌雄のコミュニケーションは行わない為、見てのとおり複眼はあまり発達していません。