コナラシギゾウムシ 

甲虫目 ゾウムシ科  体長7mm前後(口吻除く)

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シギゾウムシの仲間は、口吻が非常に長く、ちょうど鳥類の「シギ」の嘴のように見えることからこの名があります。

コナラシギゾウムシは、コナラなどのどんぐりに卵を産み付けることから、我が家周辺では最も普通に見られるシギゾウムシのうちの一つです。

2006年秋に「オシドリの里」に餌としてどんぐりを沢山拾って持っていったのですが、家で保管している1週間の間に、全体の2〜3割はゾウムシの幼虫が出てきました。
多くはこのシギゾウムシの仲間なのではないでしょうか。

以前は「せっかく長い嘴なのに、なんで途中に触角があるの?邪魔じゃないのかな?」と思っていたのですが、実はゾウムシたちは口吻の側面にちゃんと触角を収めるための溝を持っているのでした。

それにしても、何とも面白い顔をしていますね。