キンイロジョウカイ 
昆虫綱 甲虫目 ジョウカイボン科 体長23mm前後

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初夏の「タンナサワフタギ」に訪花していた。

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前翅の表面は思ったよりも毛深く、平滑感はない。

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前翅の先端は黄褐色。

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頭部には花粉がたくさん付着している。

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これが2024年に初対面した際の証拠写真。すぐに飛び去ってしまった(^^;

関東以西の本州〜四国・九州に生息する大型種で、おしなべて大型種揃いの「キンイロジョウカイ属」の中でも最大級かつ美麗なジョウカイボンです

前翅は「金色」という名前とは裏腹に濃い紫色をしているのが普通で、翅端部が明るい黄褐色をしています。
個体変異で名前通り金色がかった暗褐色のものも現れるそうですが、ネットなどで見ても紫色のものが大多数のようです。
同属のものに共通的な体形で、幅広の前胸背板の両側は明るい黄色、各脚の跗節は幅広で黄褐色なのもひときわ目立ちます。

ishidaのフィールドでは「ヒメキンイロジョウカイ」が多産する場所はあるのですが本種自体は全く見たことがなく、ある意味憧れの美麗種という存在でした。
2024年に新たに開拓した(?)場所で初めて出会いましたが、意外にすばしっこくて証拠写真しか撮れず、2025年になってやっと撮影できたものですが、そもそも生息数自体が少ないのか、結局その時も1個体しか出会えませんでした。