カバノキハムシ
甲虫目 ハムシ科 体長約7mm
全体にスマートで独特の体形です。顔も可愛い(^^)
前翅の側面に顕著な隆起線があります。
何となく太めに見えるのはメス?
全体的に色の濃い個体。
触角の先端まで濃色な個体。
前胸部の色までさらに濃色な個体も…。
逆に全体が淡色の個体。
5月に、愛知・長野県境の茶臼山で見つけました。 ハムシとしてはずいぶんと細長い体形と顔付き、頭部から前胸部にかけての密な点刻を見ると別の種の昆虫のようです。 また、前翅の色あいにはかなりの個体差があるようで、ほとんど無地のものから会合部が濃色なもの、隆起線の部分まで濃色なもの、触角や前胸部の色の濃さの違いまであって変化に富んでいます。
その名の通り、カバノキ類やシデ、ブナ、トチノキなどを食するとありますので、どちらかというと低山帯よりも山奥に見られるもののようです。
前翅の側面、肩部から後端にかけて顕著な隆起線があるのと、前胸部の側面に2〜3個の突起があるのが特徴です。