ホソサビキコリ

甲虫目　コメツキムシ科 　約１３mm

わりとシャープな鰹節型の体形で、その名のとおりサビ色をしています。 東三河で植物の葉上などでこの手のコメツキムシを見たら、ほぼ間違いなくこの種です。逆に本家の「サビキコリ」はほとんど見たことがありません。 サビキコリの仲間は、頭部の下面に触角が収まる溝を持っており、手足を畳んで偽死の体勢をとったときには触覚もその溝に収まるようになっています。 危険を感じると地面に落下することの多いコメツキムシが多い中、ホソサビキコリはあまりそのような行動を取らないように感じるのは保護色を信じているせいでしょうか？