ヒメカクムネベニボタル

甲虫目 ベニボタル科  約12mm

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オスは明瞭に枝分かれした櫛ヒゲを持っています。

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メスは鋸歯状の触角です。

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「カクムネベニボタル」はベニボタルの仲間では最も普通に見られて個体数も多いと思いますが、こちらの「ヒメカクムネベニボタル」のほうは、珍しいというほどではありませんがそれほど多く見かけません。

発生時期も春から初夏にかけてと、「カクムネ」と被っています。
ただ、名前に「ヒメ」が付くものの常で見た目はやや小型で、前胸部が真っ黒な「カクムネ」に対し、本種の場合は周辺部が赤みがかっているので見間違うことはありません。

オスの触角は明瞭な櫛ヒゲですが「カクムネ」よりもやや細めで、最初の枝分かれの節では「カクムネ」はほぼ三角形、「ヒメ」は明瞭な枝分かれとなっているところも相違点です。