ヒゲナガハナノミ 

甲虫目 ヒゲナガハナノミ科  約8mm

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茶褐色で櫛状の触角を持つオス。

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植物の先端に定位。(左) メスの方が大柄で体色は全く違う。(右)

春の里山の賑わいを演出するエキストラといった役柄ですが、周辺に谷津田などの湿地があって、自然度の高い環境でないと見られません。

オスは茶褐色の体で櫛状の長くて立派な触角を持っていますが、メスは一回り大きく、黒い体にやや鋸歯状の触角です。
オスは植物の先端などに定位して、この櫛状の触角でメスの出すフェロモンを検知しているようです。

交尾しているペアを見て、初めてメスとの色合いの違いにびっくりです。

前胸部の前側が隆起しているため、いつも頭を隠しているように見えますね。