エゴシギゾウムシ

甲虫目 ゾウムシ科  約7mm

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シギゾウムシの仲間は、どんぐりなどの堅果類に長い口吻で穴を空け、そこに産卵する習性を持っているため、まるで鳥類のシギのような長い口吻を持っています。
せっかく長い口吻を持っているのに、中間にある触覚が邪魔なように思えますが、実は触覚の第一節が収まる溝があって、そこに折り畳むことが出来るようになっています。

本種は名前の通り、エゴノキをホストとするゾウムシですが、東海地方の低地から中山間地のエゴノキがある環境で普通に見られるかというとそうでもなく、個体数自体は少ないように感じます。

写真は、6月に愛知・長野県境の茶臼山で撮影したものです。