ヨコヅナサシガメ
半翅目 サシガメ科 20mm前後
ヤニサシガメに近いプロポーションですが、サイズは二周りほど大きい。
集団でゴミムシダマシを捕食する幼虫。
地面に落ちたアベマキの実の中のムシを探っている。
メス(下)にマウントするオス(上)
桜などの街路樹でも普通に見られる大型のサシガメの仲間ですが、日本在来のものではなく、中国や東南アジアなどが起源の外来種とのことです。 子供の頃は見たことがなかったのですが、今では自宅近くの公園や寺院などのサクラの木で見かけるようになってきています。 特に幼虫は集団でサクラの木の裂け目やくぼみなどに潜んで越冬し、春になると甲虫や毛虫などを集団で襲って捕食し、初夏の頃に成虫になります。 |