シマアメンボ

半翅目 アメンボ科  4mm前後

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とても短小な体つきで、胸部背面の模様は特徴的です。

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北海道から奄美諸島までの範囲に生息し、一般的なアメンボに比べてとても短小な体付きをしており、胸部背面にある縞模様が特徴なことからの命名です。

池などに生息する普通のアメンボに対して、「シマアメンボ」は流れのある渓流のやや流れがよどんだ場所などに棲んでいます。

あまり見掛けないなあと思っていたら、実はいつも訪れていた場所で見つけました。
気が付いていなかっただけでしたね(^^;
やはり、山からの水を集めている池の流れ込みの部分に群れていました。
池の方には「オオアメンボ」は生息していますが本種は流れのある場所でしか見られず、明確に棲み分けているようです。

翅のある型もいるそうですが、いまのところ見たことはありません。
体の大きさに違いはあるものの、無翅のものは幼虫か成虫かの見分けが困難ですね。

沖縄諸島から南には近縁な「タイワンシマアメンボ」が生息しています。