セグロヒメツノカメムシ

半翅目  ツノカメムシ科  7mm前後

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背面の小盾板の先が長く延びています。

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こちらに体の側面を向けようとします。

ツノカメムシ科のなかでは小型の種の一つで、小盾板が後方に長く延び、中央部が黒いことからの命名です。
また、全体的に緑色の体色のものが多いツノカメムシ科ですが、この種は明るい茶褐色が特徴的です。

危険を感じると、体を伸ばしてじっとするだけでなく、なるべく体を小さく見せるためか、体の向きを斜めにする仕草も見せます。

--------------------2011.05 写真追加--------------------

ツノカメムシの仲間のメスは、産卵後も卵を保護します。
本種がガクウツギで産卵後の卵を保護している姿を見つけました。

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