セアカツノカメムシ
半翅目 カメムシ科 13mm前後
左がメスで右がオス(やはりオスのほうがやや小型)
まだ越冬色が残っている?やや色の薄いオス。秋に見つけた越冬前の個体。
やや大型で、鮮やかな青緑と赤・黄色のストライプの配色が非常に派手な印象です。
東海地方では主に山地で見られますが、ホストはスギ、ヒノキ、サンショウ、ミズキ、ヤマウルシなどとありますので、特に山地でなくても見られそうな気もします。
カメムシの仲間は成虫で越冬するものは体色が変わるものも多くいて、このカメムシの場合は全身が「紅葉」したようにオレンジ色になります。これは、落ち葉などの中で目立ちにくくするための適応のようです。(逆に、初夏の派手な色合いが「婚姻色」かしら?)