オオトビサシガメ
半翅目 サシガメ科 18mm前後
かなり大型の部類ですが、茶色い体色で体中に微毛が生えているため艶の無い、色気のない(?)サシガメです。
ヤニサシガメやシマサシガメ、ヨコヅナサシガメなどの「平たい体形」のサシガメたちが幼虫で越冬するのに対して、オオトビサシガメは成虫で越冬します。桜の咲く頃、越冬を終えた成虫たちが、あちこち歩き回っている姿を目にします。
どちらかというと不活発で、身の危険を感じると写真のように片方の前肢を振り上げる姿勢でじっとしていることが多いようです。これは威嚇?それともカムフラージュのつもり??