クサギカメムシ
半翅目 カメムシ科 15mm前後
やや地味ですが、カメムシの代表選手的な体型です。
カラスザンショウの樹液を吸汁中。口吻の構造がよく判る。
赤みの強い体色の個体。
交尾に至っていませんが、求愛中のようです。雌雄の体格差はあまりない。
2令程度と思われる幼虫。
こちらは3〜4令程度と思われる幼虫。
見掛ける機会はかなり多くて実際に個体数も多いようで、体型的に見ても「これがカメムシ」とイメージする代表選手のようなカメムシのひとつでしょうか。 植物の「クサギ」といえばその名のとおり、新緑の頃の臭さにはちょっと辟易してしまいますが、このカメムシの臭さと関係あるのでしょうか。 若齢の幼虫は体にトゲトゲがあり、似ても似つかぬ姿です。 |