体型的には「これがカメムシ」という代表選手のようなカメムシのひとつでしょうか。 色合いは「インカ時代の陶器」のような幾何学模様で、何となく渋さを感じます。 「クサギ」カメムシの名の通りクサギにつくそうですが、それ以外にも多数の植物や果樹など何でもOKのようです。 写真のように体色変化があるようで、肩や前翅の角質部が赤いものも見られますが、季節型でしょうか? 上の写真の渋い色の方は5月初旬、下の赤い方は7月下旬に見たものです。赤い方は何本かのカラスザンショウに大量に群れていましたが、すぐ隣にあるクサギにはほとんど付いていませんでいた。ナゼ??
「クサギ」といえばその名のとおり、新緑の頃の臭さにはちょっと辟易してしまいます。カメムシの臭さと関係あるのでしょうか。
幼虫は体にトゲトゲがあり、似ても似つかぬ姿です。 |