クロイワオオクサビウンカ
半翅目 マルウンカ科 8mm前後
周囲のアリは攻撃的な「アシジロヒラフシアリ」ですが、特に攻撃されていないようでした。
色の薄い個体は個体差なのか、経時的変化かよく判りません。
翅の後部が高く、ハゴロモ類のように見える。
腹端に多数の毛の束のようなものが付いています。
2022年の八重山遠征時に出会ったやや大型のウンカですが、滞在中には幼虫と思しきものも含めて意外によく見掛けるものの一つでしたが、クサビウンカの仲間であろうとは推定したものの種名までははっきり判りませんでした。 同じマルウンカ科に属する「ヤエヤママルウンカ」に比べると姿形は特に突飛ということもなくて色合いも地味ですが、ウンカとしてはサイズ的に大きいこととハゴロモ類のような背の高さがちょっと異色な雰囲気です。 同所的に同じような色合いで顔付きもそっくりな幼虫が見られましたが、ハゴロモ類の幼虫のように腹端にボンボンのような毛の束が生えています。
帰宅後に「八重山 クサビウンカ」で検索したら種名が出てきました(^^)