コミミズク
半翅目 ミミズク科 12mm前後(翅端まで)
この顔は「オバケのQ太郎」?
「靴べら」が小さいのがオス
クヌギやコナラなどにつく擬態の名手(?)です。 いわゆる「ミミズク」という耳状突起のある代表種より小型で、こちらには名前とは裏腹に「耳」はありません。
クヌギなどの枝についている様子は、見つけた経験のない人ではその気で探してもなかなか発見するのは困難です。
靴べら状の頭部を枝に密着させているだけでなく、足の形状も隙間を塞ぐような形をしていて、極力木の表面との段差をなくすようにしています。 逆に、取り付く枝の太さは身体にあわせた太さ(直径3〜5mm程度)に限定されるようです。
また、頭部の「靴べら」の大きさが大きいものと小さいものがいて、小さい方がオスのようです。 |
くすぐったくてもじっと我慢
画面内に2匹います