イワサキゼミ
半翅目 セミ科 30mm前後(腹端まで)

バンナ公園の植栽されたヤシの木で初対面。

梢で鳴いている姿はなんだか青緑色が強めに見えた。

こちらは西表島で見たメス。

夜になると何故か地上で見掛ける。

公園で見付けた脱皮殻。
石垣島と西表島に生息するツクツクボウシに近縁なセミで、7月から11月末くらいまでと、最も遅くまで活動するセミです。 ishida式初の石垣島遠征(2019年10月後半)では、目にしたセミはこの一種だけでしたが、「ギーㇲ ギーㇲ ギーㇲ ケケケケケケケ(後半は金属音のような高音も混じる)」といった感じの鳴き声はとても目立ち、合唱も聞こえました。 声を頼りに探せばいくらでも見付かるというイメージでしたが、意外に高いところで鳴いているため、間近で見る機会はないなあ…と思っていたら、何故か夜には地面に降りているところをよく見掛けました。 脱皮殻を見ると、やはりツクツクボウシによく似ています。