ヒメハルゼミ
半翅目 セミ科 35mm前後(翅端まで)
左からアブラゼミ、ツクツクボウシ、ヒメハルゼミの抜け殻
移動性が少なく、局地的にしか分布していないセミです。 大きさも翅端までで35mmほどしかなく、小型のセミです。 習性は変わっていて、椎などの巨木にまとまってつき、全てのオスが同期して大合唱をするため、一種異様な雰囲気です。 巨木の高いところで鳴くため、場所も特定しにくく、鳴いている姿も見ることが出来ませんでした。(写真は木の下に落ちていたオスの亡骸です) 名前は「姫春蝉」ですが、初夏のころ現れるようです。(2006年は異常気象のためか7月の終わりごろに鳴いていました。) |