ハサミツノカメムシ

半翅目 ツノカメムシ科  13mm前後

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オスの「ハサミ」は並行でやや上めに反っている。

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イシアブの一種に捕食されるメス。

やや大型で、鮮やかな青緑の体をしているところへ真っ赤なハサミをお尻に着けているため、非常に派手な印象です。
もちろんハサミを持っているのはオスだけですが…(^^)

三河地方では主に山地で見られますが、ホストはサンショウ、ミズキ、ヤマウルシなどとありますので、ほぼセアカツノカメムシと同じようです。
写真の個体もセアカツノカメムシと同じ場所で見られました。

よく似た「ヒメハサミツノカメムシ」は「ハサミ」の部分がやや短く、外側に開いているのが特徴です。(ハサミツノカメムシはハサミが平行)

-------------------2010.08 写真追加-------------------

交尾中のペアを発見しました。
ハサミ自体が交尾の役に立っているのかどうかは不明です(^^)

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