エゾアオカメムシ
半翅目 カメムシ科 16mm前後
第一印象はまさに「青いカメムシ」。
しかし、爽やかな緑色で点刻に覆われた姿は意外にきれい。
幅広で厚みの少ない体はカメムシの典型的な体形。
腹部側面の気門は黒い。
終齢(5齢)幼虫は既に成虫に近い姿。(若齢のものは黒い部分が多いらしい)
------------------- 2024.1.3 写真と記載を追加しました。 ------------------ 全体に緑色で細かな点刻に覆われたカメムシです。 姿も「これがカメムシの代表選手」といった感じであまり特徴がないかもしれませんが、初夏を思わせる爽やかな色合いや前胸背の側角がいい感じに張り出しているところなどはちょっとおしゃれな印象もあります。 名前には「エゾ」と付きますが分布は全国的で、北海道や東北地方では平地でも見られるそうですが、東海地方では山地でしか見られないようです。
若齢幼虫の頃には体に黒い部分が多くて成虫を連想するのは難しいようですが、終齢(5齢)幼虫はかなり成虫の特徴に近く見えます。