------------------- 2024.1.1 写真と記載を追加しました。 ------------------
以前はかなり普通な種類かと思っていたわりには普段の自然観察では思ったよりも見かけませんでしたが、田んぼの稲に多数ついているところを見つけました。 一般的には稲の主要な害虫として挙げられており、イネ科の植物を主要なホストとしているのは事実のようですが、図鑑には「雑食性」とあり、実際には意外に広範囲の植物・動物を食料にしているようです。 これといって飾り気の無い成虫に比べて、同時に見た幼虫はなんだかネオンサインを点灯させているような派手さです。
1980年代だったと思う夏の夕方、豊川市にある勤務先の建物の窓いっぱいに青いカメムシがくっついたことがありました。 (当時の日記には「会社の窓にカメムシ100万匹?」と書いてありました(^^;) 二日間ほど夕方以降に会社の建物の窓にカメムシが大集合する現象が続きましたが、数Km離れた別の工場でも同じ現象が起きていたとのことだったので、市内全域での現象と思われます。 今思うと多分本種か「ツヤアオカメムシ」だと思うのですが、市街地でこのような大きめの昆虫がそんなに大発生するとはいったいどういうことなんだろう?と思いました。 市街地といっても中心には川が流れていて河川敷も広がっていたり、市街地の方が天敵が少ないといったこともあり、本種のように年2〜3化する種の場合は条件が合うと爆発的に増えるということもあるのでしょうか。 |