アメンボの代表選手で、最も普通に見られます。 シマアメンボなどは普通は翅を持っていませんが、大半のアメンボは立派な翅を持ち、自分の意志で住処を変えることが出来ます。 ただし、「アメンボ」の場合は、「短翅型」と呼ばれる翅の短いタイプも出現します。 子供の頃などは、水溜りなどにアメンボがいるのは池や川から流されてきたのかと思っていました(^^;
アメンボの足には細かい毛が生えていて、表面張力で水をはじきます。 (肢の先端で水面に浮いていると思っている人も多いかと思いますが、実際にはフ節全体で体を支えています。) 水面を移動する際は、最も長い中肢で水面を蹴って素早く移動することができます。 前脚は水面の振動を感じることができ、水面に落ちた昆虫などの小動物を捕らえて体液を吸います。
アメンボのおんぶをよく見かけますが、メスよりひと回り小型のオスは、パートナーのメスを見つけると背中におんぶして確保します。 (オンブバッタもそうですが、おんぶしている=交尾中ではありません。) |