アカホシカメムシ
半翅目 ホシカメムシ科 12mm前後
いかにも目立つ警戒色です。
2009年の屋久島遠征時に見た数少ない「南国系」の昆虫の一つです。亜熱帯の日差しの下で見たこのカメムシは、いかにも南国系の佇まいを感じさせてくれます。
図鑑では沖縄以南に分布し、サキシマフヨウやハマボウ、トウワタなどのアオイ科の植物に寄生し、東南アジアでは綿の重大な害虫とされるといった記載があります。サキシマフヨウやハマボウは屋久島にも自然分布しており、温暖化や人・物資の移動により徐々に分布を拡大しているということでしょうか?