トラフムシヒキ
双翅目 ムシヒキアブ科 約22mm
オスの腹端の交尾器は同類の中でも特に大きくて目立つ。
腹部の各節に密生した金毛で「虎縞」に見える。
メスの腹端は「マガリケムシヒキ」のように長く伸びている。
------------------- 2024.1.5 画像と記載を追加 ------------------- 夏に現れ、林の周辺などで見られる中型のムシヒキアブです。 オスの交尾器はかなり大きくて、げんこつのような何とも不思議な特徴的な形をしており、メスの腹端は黒くて長く伸びています。
メスを見つけたオスはメスの真上でホバリングし、メスが逃げないようであれば儀式ばった仕草で上から抱きかかえ、メスが対応して腹端を持ち上げるとオスは交尾器でメスの腹端をつかみ、その態勢から上のように体の向きを変えます。 |