オドリバエの一種
双翅目 オドリバエ科 約8mm
後肢は長いが特に太くなっていない。
この個体は腹端の様子から、オスのようです。
オドリバエの仲間は多くは捕食性で、他の昆虫を捕らえて体液を吸います。 写真のものは、いつもの豊川市の山地で見つけたオドリバエの一種です。 近くで、別の種類と思われる、同様に長い口吻を持ったオドリバエが地面のコケの間に口吻を突っ込んでいるのを見ましたので、実際にシギの嘴のように餌を探すために使っている可能性もあります。 ---------------------- 2013.04 追記 --------------------------- シギの嘴型の口吻を持ったこのオドリバエ自体はあまり見かけたことがなかったのですが、2013年の4月に新城市の里山で発生しているのに出会いました。 実は今回初めて雌雄の大きな違いに気付きました。彼らのメスって「凄く肢が毛深い」んです(^^; |
田んぼ脇の柳の花に集まっていた中のメス。
後肢に黒い毛が並んで生えています。