オドリバエの一種

双翅目 オドリバエ科  約8mm

オドリバエの一種
こちらは腹部が膨らんだメス?

オドリバエの一種

オドリバエの一種
こちらは腹端の様子から、オスのようです。

  オドリバエの一種
先端にむかってスコップ状に広くなっている口吻をもっています。

オドリバエの仲間は多くは捕食性で、他の昆虫を捕らえて体液を吸います。
交尾の際にオスからメスへ獲物をプレゼントする習性のものや、獲物の代りにオスが作った綿毛のようなダミーを渡して交尾するものまでいるということです。
2007年3月に刊行された「シンカのかたち 進化で読み解くふしぎな生き物」で判り易く取り上げられています。
↑私も少しだけ別の記事で協力しているので毎回宣伝(^^;

写真のものは、いつもの湖西連峰の稜線付近で見たもので、一箇所の日当たりの良い草地の植物上に何匹か見られましたが、風通しのいい乾燥した稜線上では見られませんでした。

体はやや大きめで、口吻はやや平たく、付け根は細くて先端に向かってスコップ状に幅広になっています。

シギの嘴状に長い口吻を持ったオドリバエが地面のコケの間に口吻を差し込んでいるのを見たことがあります。
これらの種には、小型種の尖った口吻とは違った使い方があるようで、食性含めて謎が多いですね。