ミズアブ

双翅目　ミズアブ科 　約１２mm

まるで蜂のような色合いです｡

 
腹部は両側が平たく張り出しています。

「ミズアブ」はミズアブ科の代表種ですが、私の印象では珍しい昆虫です。 その名の通り、幼虫は水中で暮らすそうですが、どちらかというと自然度の高い谷地田などの周辺でしか見たことがありません。 姿も一般的な｢アメリカミズアブ｣的な細長い体形ではなく、ネグロミズアブ(ほどではありませんが)的な平べったい腹部です。 逆に、触角はアメリカミズアブのようにリボン状に見えます。 腹部に黄色い帯があるところは、ある種のハチに擬態しているようです。