マガリケムシヒキ
双翅目 ムシヒキアブ科 約22mm
初夏に現れ、林の周辺などで見られます。翅は暗色で、体全体は灰褐色、脚は脛節(とその前後の場合もあり)が褐色でそれ以外は黒です。また、複眼は暗緑色(フラッシュを使用した写真では本来と違う反射で赤っぽく見えますが)で、正面から見るととても丸顔に見えます。
オスの交尾器はやや大きく、ゲンコツのような形をしていて特徴的です。メスの腹端は長く伸びています。以上の体形的な特徴はトラフムシヒキとよく似ています。